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夢と金|会社員でも応援される人になれば、商品は高く売れる

副業や投資で収入の柱を増やしたいと思っている30代・40代会社員のあなたへ。
今回は「商売の本質」を、圧倒的な実績と行動力で突き進む西野亮廣さんの著書『夢と金』から学び、自分自身の資産形成に活かすヒントをお伝えします。


目次

「夢を実現しながら、お金を生み出し続ける」には?

私たち会社員が副業を始めようとするとき、まず「稼げる副業とは何か?」「どうやって商品を売ればいいか?」といった視点で考えがちです。
でも『夢と金』には、それよりもっと本質的で、かつ再現性のある「お金が集まる仕組み」が書かれていました。

一言で言えば、

「お金は、お金をうまく使ってくれる人のところに集まる」

という考え方です。

「スキルを磨けば売れる」「技術があれば勝てる」と信じていた私にとって、この言葉は衝撃でした。なぜなら、商品を高く売るためには“技術や機能”ではなく、「誰から買うか」「なぜ応援したくなるか」が大事だというのです。


プレミアムとラグジュアリーの違い

西野さんは、本の中で「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違いをこう説明しています。

  • プレミアム:競合がいる中での最上位の体験。価格を決めるのは“お客さん”
  • ラグジュアリー:競合がいない唯一無二の体験。価格を決めるのは“売り手側”

つまり、他と比べられた時点でプレミアム止まり。
唯一無二の存在になれば、自分の価値を自分で決められるようになります。

ラグジュアリーは“夢”だからこそ、価値が飛び抜けて高くなる。
その構造を、彼は「夢=認知度−普及度」という数式で表現しています。

たとえば、モナリザは世界中で知られていますが、一点しか存在しない。
この“希少性”と“話題性”が、莫大な価値を生むのです。


「機能」ではお金は生まれない

私たちがついやってしまうのが、商品の機能やスペックを過剰に追求してしまうこと。
でも西野さんはこう断言しています。

「満足ラインを超えた技術は“オーバースペック”と呼ばれ、お客さんの満足度にはカウントされない」

つまり、商品やサービスを高く売りたいなら、機能で差別化する時代は終わったのです。

では、どうすればいいのか?


応援される人になることが、最強のビジネス戦略

これからの時代、お金を生み出すには「応援される人になる」ことが何より重要です。

「応援したい人になること。それが“人検索”であり、価格競争から抜け出す唯一の道」

「人検索」とは、「●●という商品を買いたい」ではなく、「○○さんの商品なら買いたい」と思ってもらえる状態。これが実現すれば、相場に左右されずに商品を高く売ることができるのです。

そのために必要なのが「応援シロ」という考え方。


応援シロをつくる=目的地と現在地を見せる

応援シロとは、「目的地 − 現在地」で生まれる“余白”のこと。
人は、完璧な人よりも、「がんばっている人」「挑戦している人」を応援したくなる生き物です。

たとえば、あなたがブログや副業で収入を増やしたいと考えているなら、

  • なぜその目標を持ったのか?(目的地)
  • 今はどんな状態なのか?(現在地)
  • どんな壁にぶつかっているのか?
  • どんな応援が欲しいのか?

これらを、ただ1回SNSやブログに投稿するだけでは足りません。
“晒し続ける”ことで、人はあなたに共感し、ファンになります。


会社員だからこそ、副業で「人検索」を目指そう

「自分の商品を高く売りたい」と思っても、相手がお金持ちとは限りません。

西野さんはこう問いかけます。

「お金持ちじゃない人に、自分の商品を高く買ってもらうためにはどうすればいいか?」

その答えが、「あなた自身を応援したくなる存在にすること」です。

会社員であることはむしろ強み。
家族のため、生活のために限られた時間で頑張る姿は、多くの人の心を打ちます。

だからこそ、「自分の夢と現在地」をオープンにし、「応援したくなる物語」を発信することで、あなたの副業や商品には価値が宿ります。


まとめ:夢を叶えるには、「金」と「人」を味方につける

『夢と金』は、商売を始めたいすべての人にとって、「お金を生み出す原理原則」を教えてくれる一冊です。

  • 商品を高く売りたいなら、「機能」よりも「人間性」
  • 応援されるには、「目的地」と「現在地」を見せること
  • 副業でも“人検索される存在”になれば、価格競争から抜け出せる

これらの考え方は、資産形成という長期戦においても極めて重要です。

会社員という立場でも、夢を諦めず、価値ある存在としてお金を生み出し続ける。
そんな未来を描くために、まずはこの本を手に取ってみてください。


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