こんにちは。「普通の会社員の資産形成ラボ」を運営しているパパとまるです。
突然ですが、あなたは「仕事で失敗すること」が怖いと感じますか?
正直なところ、私もかつては失敗がとても怖かったです。怒られるのが嫌で、言い訳ばかりしていた時期もありました。
でも今は、こう思っています。
失敗は「成長の通過点」にすぎない
本当にいけないのは、「失敗を隠すこと」
今回は、「失敗とどう向き合うか」というテーマで、20代・30代・40代の会社員にそれぞれ響くように、私の実体験も交えながらお伝えしていきます。
失敗することは悪いことではない
仕事をしていれば、誰でも失敗します。
- 数値の入力ミス
- 上司への報告漏れ
- スケジュールの認識違い
些細なミスから、大きなトラブルに発展するものまで、その形は様々。でも、大切なのは失敗の“有無”ではなく、その“後の行動”です。
成長する人と、そうでない人の違い
- 成長する人:失敗を報告し、原因を探り、改善する
- 成長できない人:失敗をごまかし、責任転嫁し、学ばない
私が尊敬している書籍『失敗の科学』でも、こう書かれています。
「我々が最も早く進化を遂げる方法は、失敗に真正面から向き合い、そこから学ぶこと」
つまり、「失敗は自分を成長させる事象にすぎない」のです。
【経験談】私が失敗を恐れていた理由
私は子どものころ、あまり怒られることなく育ちました。世間でいう「良い子」タイプ。
そのせいか、社会人になってから「怒られること」「失敗すること」に対して極度の恐怖を抱いていました。
「自分のせいで怒られたくない」「できないと思われたくない」そんな思いから、つい言い訳や責任転嫁をしてしまうことも…。
でも、ある出来事が私を変えました。
先輩を激怒させた出来事
ある日、私は仕事でミスをしたんですが、怒られるの嫌で指導してもらっている先輩に嘘をつきました。その後、嘘がバレて先輩から厳しく叱責されました。言い訳しようとした私に、先輩はこう言いました。
「隠すな。言い訳をするな。すぐに報告しろ。」
怒られたことより、その言葉に心を打たれました。
それからです。
「失敗は避けるものじゃない。向き合って、改善するもの」
と考えを変えたのは。
【失敗の定義】あなたにとって「失敗」とは何か?
ここで、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたにとって、「失敗」とは何ですか?
一般的には「うまくいかなかったこと」を指すかもしれません。でも、私の考える「本当の失敗」とはこうです。
失敗とは、失敗した原因を考えず、改善の機会を失うこと
つまり、
- 失敗したまま放置する
- 自分の責任を認めない
- 同じことを何度も繰り返す
これが“本当の失敗”です。
逆に、失敗してもすぐに報告し、改善できたなら、それは「成長の一部」です。
年代別:失敗とどう向き合うべきか?
◆20代会社員へ|失敗を恐れるな
若手のうちは「失敗=評価が下がる」と思いがち。でも、上司や先輩は、あなたの「誠実な対応」を見ています。
- 失敗してもすぐに報告する
- 素直に謝る
- 改善案を出す
この姿勢こそが、信頼を生みます。失敗は成長の種。怖がらず、飛び込んでください。
◆30代会社員へ|失敗から改善する力を
中堅世代になると、ミスを見逃されなくなります。「もう若くないから」と自分を追い詰めてしまう人も多い。
でも、30代は改善力で勝負する世代です。
- どうして失敗したのか
- どうすれば次に防げるのか
- チームに共有して再発防止できるか
ここまでやって初めて、「仕事ができる人」として評価されます。
◆40代会社員へ|失敗を“教育”に活かそう
40代はチームのマネジメントを任される年代。自分が失敗しないだけでなく、部下の失敗を育成のチャンスに変える視点が必要です。
- 叱るのではなく、学びに変える問いかけ
- 失敗談をオープンに共有する文化づくり
- 小さな改善を積み重ねるマネジメント
あなたの“失敗との向き合い方”が、組織の文化になります。
まとめ|失敗したら、報告して即改善!
仕事で大事なのは、完璧であることではなく、改善し続けることです。
失敗したときにやってはいけないことは次の3つ:
- 嘘をつく
- ごまかす
- 責任転嫁する
逆に、やるべきことはシンプルです。
失敗したら、報告して、すぐに改善!
そして何より、失敗を言語化して、次に活かす習慣を持つことが、あなたの大きな武器になります。
最後に|「失敗は怖いけど、向き合えば成長になる」
私もまだまだ未熟ですが、失敗と向き合えるようになってから、確実に人間関係も、仕事の信頼も良くなってきました。
「失敗は怖い、でも、向き合えば成長になる」
あなたがこの言葉を心に留めて、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
▼関連リンク:
・『失敗の科学』をAmazonで見る
コメント